眠れる森のひつじ

セルフメンタルケアブログ

【一人お悩み相談】思い出に縋ってしまいます

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【お悩み内容】

2ヶ月前に恋人と別れました。

終盤は私の束縛がひどくなり、お互い、信頼し合っていると

言える状態ではありませんでした。

彼が私を嫌いになってしまったのは当然だと思っています。

彼と別れてから、仕事中も家にいるときも昔の、楽しかった時のこと、喧嘩したときのことを思い出しては、虚しくなっています。

なかなか立ち直れません。辛いです。

 

 

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【メリ野の回答】

彼との写真、メール、プレゼントなど彼との思い出の品は処分しましたか?

していないのなら、まずそれは捨ててしまいましょう。

どうしても捨てられないなら、目につかないところにしまってください。

仲のいい友達に預かってもらうなどしてもいいかもしれません。

人の記憶は繰り返すことで定着していきます。

生活の中に彼を思い出すものがあると、あなたの生活から彼は消えません。

まずは、彼を思い出す回数を減らす努力をしましょう。

そして、あなたの生活から彼が出て行った分、新しい何かでその穴を埋めましょう。

仕事や趣味に没頭する、友達と遊ぶ、などなど。

ただし、ここですぐに新しい恋を求めるのは危険です。

「失恋には新しい恋」とはよく言いますが、

それは前の恋の傷が癒えた後にしたほうが、よいでしょう。

 

上記の方法を行っても、

しばらくは時折、彼のことを思い出してしまうかもしれません。

ここでお伝えしたいのは、

過去を思いだしたり、振り返ったりしても

過去を生きることはしてはいけない

ということです。

過去を生きるとは、

「その記憶を再生するとともに、その時の感情を再現すること」

だと思います。

例えば過去に「彼にひどいことを言われて傷付いた思い出」があったとして、

それを思い出してまた傷つく。

一度目は確かに彼の言葉に傷付いたのかもしれません。

しかし、二度目以降は

思い出す行為によってあなた自身によって傷つけられているのです。

過去は、過去です。

そこにはただ起こった出来事だけがあるのです。

それは行動だけでなく、感情も。

過去を振り返るときは、

「私は楽しいと感じた過去の出来事」

「私は悲しいと感じた過去の出来事」

その出来事を、「今」の位置から、ただ見つめてください。

過去はやり直せません。

過去を生きることはできません。

あなたが生きていけるのは「今」と「これからの未来」しかありません。

そして、あなたが生きて行く今と未来を作るのは

あなたしかいないのです。

ゆっくりで構いません。急ぐ必要はありません。

一歩一歩、前に進んでいきましょう。

 

 

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